ワンちゃんの攻撃性について
1、遊び攻撃行動
2、縄張り性攻撃行動
3、母性に寄る攻撃行動
4、恐怖性攻撃行動
5、疼痛(とうつう)攻撃行動
6、防護的攻撃行動
7、犬同種間攻撃行動
8、食物関連性攻撃行動
9、所有性攻撃行動
10、捕食性攻撃行動
11、転換性攻撃行動
12、優位性攻撃行動
13、縄張り性攻撃行動
14、突発性攻撃行動
(各項目の詳細はまたいつか記事にします)
ワンちゃんの攻撃行動の矯正方法は、本にあるようなマニュアル通りには行かない事が多々あります。
それは、複数の要因が存在する場合が少なくないのです。
最も多い攻撃行動は、動物行動学などのデータからも私が経験した事からも実感していますが、優位性攻撃行動と恐怖性攻撃行動です。しかしながら、攻撃行動には複数の要因が関連しているので、その時の原因に寄ってしつけの方法も変化します。
ですので、日々の生活の中で1番触れ合いを多く持っている飼い主さんが、愛犬の癖、気質、行動をよく見ておくことは大事なのです。 そうすることに寄り、原因が分っていきそれに適したしつけ法を使えるようになります。
とは言え、経験や知識が物を言うので、分析の仕方や瞬時に何を使うかなど容易くはないです。
問題行動が深くなる前に手を打つことをお薦めします。
何れ直るだろうとのんびりしていると、とんでもなく深い問題を抱えたワンちゃんになっていしまいます。
日本で感じた事は、しつけの相談にいらっしゃるかたの大概は問題が出てから暫くして、”なおらない”と、教室の門を叩きます。
実はその段階では遅いことはしばしばあります。 問題の深さに寄っては、’時既に遅し’と感じたケースもあります。
それでも改善出来る事はなくは無いと思いますが、訓練時間はかなり掛かると思ったほうが良いでしょう。
そうなる前に、みなさま、ワンちゃんを買う前から学ぶことが1番なのです。 2番はパピー期の時です。
パピーの時のほうが問題が出る前に芽を摘めますし、出たばかりの問題なら早めに直せます。
ワンちゃんの問題行動は、起こった後に修正するのでは難しいですし、ワンちゃんに多くのストレスを掛けてしまいます。 出来るだけ問題が起こる前に未然に防ぐ、いかに予防をするかが大事なのです。
* 家庭優良犬普及協会で開催されるテストに向けてのレッスンを近々行います。
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