改善された吠えも

ランの8回目(フォローアップ)の日で、レフティーをお供に来ました。 ここの総合公園は広いのでワンちゃんの散歩も子供達も多いです。 日陰もあるので夏場も重宝しそうですね。 我が家からは遠いのでなかなか行けませんが。
子供が大の苦手なレフティー。 バタバタと走って来るときに吠えましたが、緊張大な時に声掛けしてもレフティーはまだ吠え止まないことがあるので、今日は抱っこで止めさせました。
が、そこで終わるのは嫌なので、他の子供達が来た時にフードを使って練習しました。 『見て』で、吠えずに子供を見たらフードをあげる事をやったので、その子供達には吠えさせずに済みました。

ランがやって来ました。 去年一度会ってるから、ランに緊張する事はほぼ無く、静かに軽く挨拶してました。
飼い主さん達のご飯の準備などの時に要求吠えをしていたラン。 今では、その吠えは治まったようです。 前回のレッスンでは、要求吠えの時の対処法もお見せしましたが、それよりも、徹底無視をすることを薦めていました。 対処法はタイミングがずれると勘違いさせて逆効果となるので気をつけなければなりません。

おもちゃを使った新しいトレーニングを知りたいと言うことで、レフティーをデモ犬に使ってお見せした事は、トレーニング付きボール遊びの一部です。
『ヒール』→ 『ウェイト』→ ボールを投げてから『OK』→ 『カム』→ 『ドロップ』→ 『Sit』 good!
気をつけるのは、マテが結構出来る事、アイコンタクトを取れることです。 アイコンタクトを取るって事は、次のコマンドを待ってることが多いので、これが出来ないと応用は教えられません。
とりあえず、今までお伝えして来た事をしっかり出来るようにすること。 基本が確実に出来ていれば、応用は直ぐに覚えさせれます。 それから、コマンドを掛けた後の解除のコマンドが出るまでは動かさないようにすること、目を見せてから解除の言葉を与える事。 これが重要です。
レッスン後は、レオもエリーも少し散歩させました。

『いっぱい居るぞ!』 (レオ)

『どれから食べようか? (ぺろり)』
これらは事実に基づいておりません。 フィクションですのでご安心下さいませ ^^/

『ここにも獲物がいそうじゃの~(ぺろりん)』 (レオ)
その昔、トレーナーにはレオのPrey driveは猛烈に高いレベルでファーム用のボーダーだと言われました。
家庭犬には不向きな犬だから苦労するだろうと。 イギリス時代は、リコールだけがうまく行かず、それ以外は本当に覚えが良くて流石犬の中で一番頭のいいボーダーだと思ってました。
獲物を追う本能が良過ぎるので何かの気配を感じるといきなり追いかけていなくなってしまい戻ってこなくなるのですから、散歩で会う人々には、『その犬は精神がおかしいに違いない、一度調べるといいよ』とまで言われたほど。 リコールが悪くなったのは、まだまだ犬の事を学んでいなかった私の軽はずみな行動が原因でした。 パピーの頃はしっかり覚えるまでは、ロープを放しちゃいけないと言われていたのに、ロープじゃ邪魔くさくて不憫に思い誰も居ない時に放していたんです。 誰も居なければ私の傍にいたので。 でも、耳がいい犬の事、私には聞こえなくてもレオには聞こえるし感じる。
ほんの1回でも雄大なフィールドを自由気ままに走れる事を学んだレオは、それが楽しみになってしまい、逃げてしまう事を覚えてしまいました。 警戒心が低い子だったのが仇となり、何処にでも誰にでも行ってしまいました。
あの時の私の浅墓な考えや行動は、今思い起こしても悔しいので、それがバネになってるんです。
ワンちゃんで苦労している人の力になりたいと強く思う気持ち。
確実性が出るまでは、ワンちゃんを過信してもいけないんです。 それが事故の元やコマンドを破る原因となります。

一旦家に戻り、午後にはエルダも一緒にお散歩です。 今日は、エリーと一緒に獣医さんに行くんですよ。 超久しぶりな獣医さんに、エルダは緊張するんだろうね。

レフティーは、病院の中にいれたら震え始めました。
『イヤな予感だわん --;』 (レフティー)
大丈夫よ、今日はあなたは躾けの為に連れて来ただけだからね。

ワサワサせずに静かに待つよ! 昨日の松ブルでは何とも言い難いほど落ち着きがなかったレフティーだったから。