久しぶりぶりなワンズのレッスン

レッスン前に、レオのエネルギー発散。

おしょう水入れにしか見えない、と言わないでね、看護婦さんのVママ ^^;
レッスン開始前に、クラリスがやって来ました。

レオもクラリスも、ドッグランでどのボールでもどの人とでも遊べることを知ってしまった犬なので、相手のボールのピーピーの音がすると非常に気になります。
今日は、ママとだけ遊ぶことをやります。
気になっても呼ばれたら戻るようにさせます。
レオもクラリスも、実際は腑に落ちないでしょうね、だって、いつもなら好き勝手にランで遊んでるのだから。
でも、『ママと遊ぶよ』と言われたらそうしなければならないことも分かっておくれ~。
(って、ほぼドッグランでは身内で勝手に遊ばせてるんだもの、例外は犬的にはかなり学びにくいです)
白か黒、なんですよ、犬社会は。 グレーゾーンは存在しない。
『今日はこうだからこうしよう、でも、明日はこうだからこうは出来ないよ』
これは、ありえませんね。
ランに行っても、小さい時から家族としか遊ばせないと他の人と遊ぶのが苦手になる子もいます。
次回の犬からは、そう言うタイプにしたいな、と思ってたりもします ^^
さてさて、そこはまた飼ってみないと断言できませんがね。
理想は、それです。
いつものように、レオは他のボールに行こうとしても仕方ないです、でも、リーヴィットを言ったり呼んだりして、コマンドに従う事はさせれます。 なので、ママとだけ遊ぶことをさせました。
明日はまた足柄でみんなと遊べるからね。

今日のレッスンわんこ
ゴールデンの与一、時期3歳。
ゴールデンのヤアノ、2月で7歳。
ラブラドゥードゥルのクラリス、1月で2歳。

もしかして、もしかして、与一は12月1日以来だった!??
ヤアノは、1月31日ぶり。
ありあり、2匹共似たような感じの間隔が開いてしまってましたね。
その間に、問題が発生した子も。 今後、練習は必要です。 今日お伝えした対処法・練習法を実践してみてください。
危険の渦に入れるのも回避するのも、飼い主さん次第。


警戒心が大きいワンちゃんは、こちら側が十分予測して気をつけないとなりません。
警戒心の多いわんこを庭にひとりで置いておくと、余計に吠え問題は深くなります。
郵便屋さんも新聞屋さんも、ポストに入れると去っていくシステムですが、ポストに来た時に犬達は吠え、用事が終わって帰ったとは思わずに、吠えたから去ったと ’吠える’ほうがいいと学ぶケースがほぼだそうです。
自分の庭に誰か近づいて来て、吠えても吠えてもその人が去らないと学べば、吠える必要がないと学んだ犬は、無駄に吠えなくなる場合もありますが、そんな練習に手伝って貰える人(初めて会う人がいい)が居るか!? それは極稀ですからね。
天罰方式で吠えを止めさせる事は、怖がりワンちゃんには逆効果。
それでも、うま~く本当にうま~く使えば、しかも、その後吠える必要がないと教えてもらえれば犬は吠えなくなります。
これ、大昔、エリーでやった事がありました。
が、やり方次第では攻撃性が入るので下手に使わないでください。
ベターなのは、警戒解除をすること。
アメリカで習った事ですが、警戒で吠えたわんこに、『サンキュー』って言うんです。
お仕事を有難うって。 そうすると、警戒が解除されて吠える仕事をする必要がなくなる。
吠え止んだらもっと褒める。 ご褒美も使ってもいいんです。
これをアメリカで生徒さんのワンちゃんにやってみたら、吠えたらご褒美が貰えると思って、声掛けされた時には一旦吠え止むけどまた吠えに行く、と言う子もいました。
それでも、吠える回数が減れば効果ありとみなせます。
吠る回数が減らない子の場合は、ご褒美目当てですので、あげずに、言葉のみで十分褒めます。
以前、まだ吠えが酷くなる前のレフティーが我が家に来た時に、吠えないからそのまま暖かい時には庭にひとりで30分ほど置く事をしてみたんです。 そのせいもあり、他に吠える犬から学んだ事もあり、警戒心多いレフティーは吠えるようになりました。
まだまだ吠えることが少なかった時に、ご褒美で吠える前に対処していたので、吠える事がほぼ無かったのですが、吠える犬達の声を聞く機会が多くなったら、いつしか移っていました。
レフティーをお庭にひとりで置くことは直ぐに止めたのですが、よっぽど警戒心が低い子で無い限り、吠えやすくなるので庭に置いておく事は薦めません。
レフティーの吠えは、玄関先から聞こえる声に吠えが酷くなったことがあったんです。 その頃はご褒美をなくしていたんです。
普段ピンポンには吠えないレフティーですが、ワサワサ感は出ます。 ワサワサ感が少ないと、玄関の声にも反応せず静かに待てます。
なのでレフティーには、来客に吠えてしまったらタイムアウトをし、ピンポンの音にワサワサしなかったら、玄関に行く前に『静かに! シー』と言い聞かせてから玄関に行くと、そこから聞こえてくる声に吠えなくなっています。
部屋に戻ってから、『そう、静か!』と褒めるだけ。 ご褒美は無いです。
前々回のお泊りから、来客の声に吠えなくなっています。
警戒心が強い子は、吠えが無くなったようでも、引き続き注意していくといいです。
エリーの場合、レオがピンポンや来客に吠えないから真似しなかったのですが、預かりワンちゃんで吠える子が多く続くと、最近少しだけ影響が出始めました。 ワンちゃんホテルをやり始めて3年目で移ってきましたよ。
とは言え、吠えさせないように何時も気をつけているので、直ぐにまた安心するようになり吠える子が来ても静かな事が多いです。
警戒心は、年齢と共に悪化するので、エリーも引き続き気をつけています。