吠えるのは犬のお仕事、でもね~。

昨日は足柄で沢山走ったので、今日は短い走りにしました。
前にも記事にしましたが、遊ばせ過ぎもワンちゃんにはストレスとなるので気をつけましょう。
レオの様なフィールド系の中のフィールド系は、若いうちはかなりの運動量でしたが、シニアの今は歩くだけの散歩の日も必要です。
(この場所は結構人に会うので、要注意)

『もう遊んでもいいでしか? --;』 (エリー)
今日は軽くトレーニングされたエリーです。
ボチボチ、ママ達の休憩時間です。

今日は2杯飲みました! 紅茶ラテも美味しいぞ ♪
犬は吠えて当たり前、昔、人間の仕事に必要な犬達は吠えを覚えさせられました。
昨今の犬達には、吠えないようにと人間は思っています。
犬だって生きてる上で吠えて気持ちを伝えたいのは当たり前の事ですね。 ただ、必要以上に吠えて周りが迷惑するのは現代の住宅事情には困ります。
『吠え問題を早く直す為の方法を教えて下さい』
こう聞かれる事は少なくないんです。
その方法はなくはないです。 みなさんご存知の様に ’天罰方式’ もしくは ’体罰方式’です。
しかし、その2つ共に手っ取り早い方法ですが後遺症は付きますし、犬に攻撃性を与えやすいです。
アメリカで行動学を含んだトレーニングを学んでからは、総合的な面から犬(飼い主さん)を改善するほうが犬のストレスを和らげられるので、我が教室では基本それをお薦めしています。 それは犬の問題や固体に寄っては、時間が掛かる場合もあります。 それでも、一ヶ月やっていく内に何かしらの変化は出ます。
犬の問題悪化の一番の原因は、環境や飼い主さんの接し方や教え方に問題があります。
それを正さない限り、預かりで犬を訓練しても自宅に戻れば次第に問題が復活して行きます。
預かりのメリットも勿論あります。 十分な時間が無かったりタイミング良く教えられないかたは、最初に犬を預けて犬にコマンドを入れて貰ってから、やり方を伝授して貰いなるべくトレーナーと同じことを復習していけば問題は復活しない筈です。
犬の問題行動のメインは吠えだと思います。 それには、要求タイプ、退屈(遊び)タイプ、依存タイプ、先制攻撃タイプ、守備防御タイプ、積極・興奮タイプなどありますが、それぞれのタイプに寄って対処方法が違います。
一番多いのは要求吠えでしょうか? 守備防御吠えでしょうか?、結構、どれも多い感じがします。
・ 要求タイプ
『こっちを見てよ~』
(対処法)
無視が一番。 コマンドも教えれますが、タイミングが悪いと逆効果。
・ 退屈タイプ
『遊びたいよ~、つまんないよ~』
(対処法)
毎日その犬種の持ってるエネルギーをその犬種に合ったやり方で発散させる。
頭を使う遊びやトレーニングも行う。
・ 依存タイプ
『待ってよ~、ひとりにしないで~』
(対処法)
飼い主さん以外の人に世話をしてもらう事もする。
ひとり遊びが出来るようにする。
・ 先制攻撃タイプ
①、強気な犬『おらおら~、さっさといなくなれよ!』
②、守る意識が強い犬『こっちに来んな!!』
(対処法)
意識チェンジの後、良い行動に導く。
おりこうにしてる行動を褒めてあげる。
・ 守備防御タイプ
『怖いよ~、近寄らないでよ~ ><;』
(対処法)
安心出来る場所を提供する。
怖がるものに、少しずつ馴れさせる。
・ 積極・興奮タイプ
①、積極『うれしくって楽しくって仕方ないっち!』
②、興奮『我慢でけへん!』
(対処法)
身体に触らせる事に馴れさせる。 リラックスさせる為に、T-タッチを施す。
マテを長くさせる。
などなど、シンプルに書くとこんな感じ・・・。
犬にも仕事をさせると、信頼関係にも繋がるプラス、その子の欲求も満たされて問題解決にもいいんですよ。
(午後は、エルダママも乗せて、公園のお散歩に来ました。 エルダママは、フラットカラーでゆっくり歩く練習を~)

そ、エリーは匂い嗅ぎが大好きなダックスミックス、しかも、ハンターの血、ポインターが入っている。 そんな子には、トラッキング(セントゲーム)は格好のお仕事。

『へっへへ~ん! 探しちょるでー!』 (エリー)

本当は、トラッキング用のハーネスを着けてやるゲームなのですが、急遽この場所に来てから決めたので、ハーネス無しでいきました。
この時には、エリーがリーダーですから引っ張っていいのです。 ええ、警察犬シェパードの仕事と似ています。
目で見ながら探すのではなくて、匂いを拾いながら進ませなければなりません。
エリー、素早くゴールに置いた軍手を見つけて、大喜びでした ♪
またやろうね ^^/